貧血と診断され、鉄剤を摂ってるけど、なかなか貧血が改善しない人はタンパク質が不足しているかもしれません。
なぜ、タンパク質が不足すると貧血になるんでしょうか。
少しでも、貧血に悩んでる方へ参考になれば幸いです。
タンパク質不足が貧血を引き起こす理由
なんでタンパク質が関係あるの?っと思う方も多いかもしれませんが、実は日本人の9割はこのタンパク質が不足して貧血を起こしているようです。
血液に栄養を送るためにはヘモグロビンとタンパク質(アミノ酸)が必要です。
鉄剤を飲むと、ヘモグロビンの量は増えますが、アミノ酸が足りないと、ヘモグロビンが血液中に酸素や栄養を運ぶことができません。
そのため、血液中のヘモグロビンの量が増えるだけでなかなか貧血が改善していないという人が多いようです。
鉄剤を飲むと検査の数値は正常になりますが、鉄剤を取らなくなると数値は逆戻りですよね。
よく、考えてみたらわかるかもしれませんが、貧血の人は鉄を意識して摂っていますが、貧血です。貧血じゃない人は鉄を意識して摂ってないのに、貧血ではありません。
なので、鉄だけでは貧血は改善されないのではないか?っと思いませんか?
海外ではプロテインパウダーが処方される!?
日本で貧血と診断されると、鉄剤が出されますが、アメリカやドイツなどではサプリメントを医者が処方できるため、まず、プロテインパウダーを半年ほど処方されるようです。
プロテイン、つまりタンパク質をしっかりとって、しっかり栄養が運べる血液を作りましょうということです。
もちろん全ての方がタンパク質不足でというわけではないので、タンパク質をしっかり摂っても改善しない方もいらっしゃいますが、大抵はタンパク質をしっかり摂り、血液中にしっかり栄養や酸素を運べるようになると改善するケースが多いようです。
タンパク質を多く含む食べ物
- 肉
- 卵
- 魚
- 大豆(豆腐や納豆)
タンパク質いえば肉ですね。卵も高タンパクな食べ物です。
大豆は植物性タンパクで非常に良いです!
ただ、食品でしっかりタンパク質を摂ろうと思うと、自然とカロリーも上がってしまうので、注意は必要です!
手軽にタンパク質を摂るのであれば、プロテインが良いかもしれませんね♪ただ、プロテインにもいろいろ種類があるため、どれを摂った方がいいのかはしっかり見極めが必要です。
プロテインの種類についてはこちら
まとめ
- 貧血は鉄不足だけが原因ではないかもしれない
- 貧血の原因がタンパク質不足の人は意外と多い