健康のために、水を飲む人とお茶を飲む人に大きく2つに分かれると思います。さすがにジュース飲んで体にいいと思っている人も少ないとは思います。
では、水を飲むのと、お茶を飲むのは実際のところどちらが健康に良いのでしょうか?
水とお茶、どちらが良いのか?
どちらにも良い点があると思いますが、1日に必要な水分を補給するという点では間違いなくお水が良いです。
1日に必要な水分をお茶でとってしまうと、カフェインを摂りすぎてすぎてしまう可能性があるからです。
500mlのお茶に含まれるカフェイン量は約55mgです。多いモノでは80mg近くに及ぶものもあります。
厚生労働省が定める基準では健康な成人で400mg/日となっており、これにコーヒーなどを含むと、基準値をオーバーする可能性が高くなりますい。
ちなみにカフェインの取り過ぎによる症状は不眠症、頭痛、イライラ感、脱水症、緊張感を引き起こします。
ちなみに1日に体に必要な水分の量ってどのくらいなのでしょうか?
1日に必要な水分量
人が1日に必要とする水分量は、体重1kg当たり、成人で0.04ℓ、幼児は0.15ℓと言われています。
つまり、体重60kgの大人で約2.5ℓ、10kgの子供でも約1.5ℓの水分が1日に必要です。
ベッドに横になって何もしない安静状態であっても、成人男性なら2.5ℓの水が、汗や排出物として体内から失われます。。。
仕事や運動すればさらに水分が必要ということがわかりますね。
ちなみにこの2.5ℓをお茶で摂取した場合、カフェインを約275mg摂取することになります。
水分補給として『水』が良い理由
水は水分として、一番余計な成分が混ざっていない状態です。
もし、余計な成分が混ざっていたら、混ざっている分、体内で分解する手間がかかってしまいます。
そして、分解するためにビタミンやミネラル使われます。
さらに、甘いジュースなどを飲んだ場合はジュースに含まれる糖分を分解するために、そこに水分が使われるという本末転倒な状態になります。
ジュースを飲んだら余計に喉が乾いたなどの経験はありませんか?
水も水道水なんかは塩素やトリハロメタンなど、いろんな物質が入っているため、分解に手間がかかることでしょう。
一番良いのは綺麗な水(ビタミンとミネラルはある)を飲むことが良いと言われています。
水の大切な働き
- 気温が高い時には体内の水を汗として放出し、体を冷却。体温の調節に重要な役割がある。
- 目や口、鼻の粘膜などに潤いを与えて、器官の正常な働きを促して、体を快適に保つ働きがある。
- 体内に栄養分と酸素を運び、不要成分を排出する手助けをしている。
- 体温維持や血圧調整を助けるとされる、ミネラルのバランスを保つとも言われている。
- 薬の飲用時に希釈などを助けて、胃の負担を軽くし、素早く効果的に摂取されるのを助ける。
- こまめに飲むことで、喉の渇きを癒し、満腹感を与え、食欲を抑えるとも言われています。
- 肌に水分を与えてスムーズかつソフトに保ち、肌にしなやかさと張りを与えてくれる
- 水は血液やリンパ液の流れをスムーズにして、体内に栄養を運ぶ。
水を飲むことでいろんな良いことがあります。
1日に必要な水分量はしっかりと水で摂取した方が良さそうです。
スポーツなどでも、水分が不足すると、ガクッとパフォーマンスが落ちると言われていますね。
まとめ
- 水とお茶であれば、まずは水で水分補給をしっかりすること。
- お茶の良いところはカテキン、カフェインなどが入っているため、胃に悪そうなものを食べる前にお茶を飲むのことでカテキンの殺菌作用がある。
- カフェインはとりすぎるとよくなり。
- 水を飲む場合は水の質にもこだわった方が良い。
- 水も一気飲みはよくないので、こまめに水分補給をすることが大事