蛇口で水を綺麗にできる浄水器はペットボトルのように重たい水を運ばないでよいですし、ウォーターサーバーのように場所をとることもないので、お手軽でとても生活が快適になります。
ただ、浄水器と言われるものはたくさんあり、どの浄水器がどういいかなんか、家電量販店なんかに行っても、正直わかりにくいです。
このポイントだけ抑えて置けば、買った後に後悔するということはまず無いと思います。選び方のポイントはズバリ『規格』です!
今浄水器を買おうか迷っている人の力に少しでもなれたら幸いです。
浄水器の規格は大きくわけて2つ
日本にある浄水器のよく見かける規格は「JWWA」「JIS」「JWPA」「NSF」です。
「J」から始まる規格は文字通り日本の規格です。
一方「NSF」は国際基準の規格になります。
この日本基準の規格と国際基準の規格はどんな風に違うんでしょうか?
日本規格と世界規格の大きな違い
浄水器には大抵フィルターがあり、フィルターを交換して利用します。※中にはフィルターはなく、洗ってなんども利用できるものあります。
「JWWA」「JIS」「JWPA」と「NSF」の大きな違いはフィルターの期限がきた時に、どれだけの浄水能力が数値で明確にわかるかどうかが違います。
フィルターの期限内の数値であれば、新品でも、使用後でも、どこ部分の数値を使っても良いのが日本規格だと思っていただけるとよいかと思います。
簡単に図で示すとこんな感じです。※あくまでイメージです。
- NSFはフィルター交換時の浄水能力の数値を測定、記載する必要があるため、フィルター交換の時まで安心して利用できます。
- 日本の規格はどの段階で測定しないといけないという明確な記載がないため、基本的にはフィルター新品時の浄水能力で測定、記載されていて、フィルター交換時まで表記されている浄水能力が続いているとは限りません。
浄水器に求めるもの…
浄水器に求めるものは形などデザインではなく、その浄水能力だと思います。
そうした時に、日本の規格では少し不安が残るのはいうまでも無いと思います。
ただ日本の水道水は安全ということが前提なので、国際基準ほどの厳しい基準では無いのかもしれませんね。
ただ、日本の水道水は水道管から溶け出した鉛、アスベスト、農薬などの薬品が入ってたり意外と知らないものが混入しているのもの現実です。
そういった環境起因で子供に起きる影響を環境省が調べているエコチル調査というのがあるくるらいです。
浄水能力が高いに越したことはありませんね♪
浄水能力とランニングコストのコスパが大事
規格はNSFの方が安心できます。
ただ、NSF認証の浄水器は本体が10万超えるのが普通です。
うわっ!高いっと思うかもしれませんが、意外とフィルター交換タイミングなどをみて冷静に計算してみると、日本規格の浄水器とほとんどかわらないことが多いです。※中には詐欺のように高い浄水器もありますが。。。
例えば、
日本規格の浄水器本体が5,000円で、フィルター(3,000円/月)だとすると年間でフィルター代は36,000円になります。
NSF規格の浄水器本体が125,000円で、フィルター(21,000円/年)であれば月にフィルター代は1,750円になります。
この場合、月に1,750円差額がでます。
水は死ぬまで飲み続けますから、、、1年で12,500円>>10年で125,000円>>20年で250,000円と意外とフィルターの差額だけで浄水器が買えてしまうようなことがよくあります。
浄水器代が差額だけで払えて、その後は全部節約できるお金になります。
水とは一生付き合うことになるので、ちゃんと、NSF認証の浄水器の中でも、浄水能力(何がどれだけ除去できるのか?)、ランニングコスト(実質1ℓいくらになるのか?)をしっかり計算してみると良いと思います。