現在、日本の成人の80%は歯周病と言われてます。
これは5人中4人が歯周病ということです。
歯周病は歯磨きの時に残る、細菌が原因と言われていますが、効果的な歯磨きだけでなく、小腸のケアが重要だと最近では言われています。
なぜ、小腸のケアが大事なんでしょうか?
小腸ケアが大事な理由
体に害を及ぼす物質や細菌が体内に入り込んだ時に、その異物と戦ってくれるのが免疫細胞というものです。
そして、そのうちの6〜7割が小腸に存在していると言われています。
小腸は外から入ってきた食べ物の栄養を体内へと取り込む重要な場所でもあります。
小腸をケアすることで、そこに住んでいる免疫細胞を活性化し、体内の細菌を倒しやすくなるということです。
小腸内の免疫細胞が歯周病菌に立ち向かう
1.口の中でトラブルが発生!!
歯茎などの中で歯周病菌が増えると、歯肉周辺の免疫細胞たちが戦い始めます。
歯周病菌と歯肉周辺の免疫細胞とが戦っている状態が『腫れ・出血』といった症状を生みます。
戦いが始めると、体内をパトロールしていた免疫細胞が緊急事態を感知して、小腸へ信号を送るところからはじまります。
2.小腸内の免疫細胞たちがSOSをキャッチする!!
SOSを受け取るのは、小腸内に住んでいる免疫細胞たちです。
小腸は臓器の中でも重要な役割をもっているので、鍛えられた強者の免疫細胞が集まっています。口の中の異常事態を知って、助けに行く準備を始めます。
3.リンパ節を通って、先鋭の免疫細胞が口腔内へ!!
パトロールをしていた免疫細胞から要請を受けた小腸内の先鋭された免疫細胞たちは、リンパ節を通りながら、口腔内へと出動します。
もともと歯肉周辺で戦っていた免疫細胞と一緒に、歯周病菌と戦い始めます。
小腸のケア方法
乳酸菌を積極的に摂取することで、小腸のケアが可能です。
乳酸菌もできれば粉のタイプがおすすめです。
また胃酸で乳酸菌は死にやすいので、胃酸では壊れないコーティングのされた乳酸菌が良いと思われます。
腸揉みなどもオススメです。
簡単な腸揉みだと、下腹部に指を当てて、そのまま指でグググッっと押し込んで見てください。
恐らく初めての方はとても痛いはずです。
これを毎日続けていると、だんだん柔らかくなり、指で押しても全然痛くなくなります。
腸揉みは本なんかもあるので、参考にされると良いと思います。
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まとめ
小腸内の免疫細胞が正常に働いていないと、歯周病菌に抵抗できる力は弱くなってしまいます。
なので、日々の小腸ケアで歯周病菌にちゃんと抵抗できる免疫細胞を保っておくことが歯周病の予防に繋がります。
小腸のケアは歯周病だけでなく、風邪の予防などにもつながるので、小腸のケアを今日からでも初めてみたらいかがでしょうか?