切り花の日持ちは時期や、置き場所、花によって変わってきます。
せっかくだから、いただいた花だったり、買った花を少しでも長く綺麗な状態を保ちたいですよね。
今回は一般的な切り花の日持ち期間と長持ちする方法、そして、生け方のバリエーションを少しだけご紹介します。
切り花の日持ち
条件のいい場所で、ちゃんと毎日水を変えた場合、
春4~5月・秋10~11月 | 7日〜10日前後 |
夏6~9月 | 3、4日前後 |
冬12~3月 | 10日〜15日前後 |
大体1週間くらいのものだと思ったらいいですね。
夏場はやはり室温が暑くなりやすいので、あまり持ちがよくないです。
逆に冬場は室温が低くなりやすいので、少し持ちがよくなります。
ただ、冬でもエアコンなどで、室温があったかい場合は寿命はその分短くなります。
花によって条件が良い場所
花が長持ちする場所は室温の低いところです。水温が上がると花がすぐ開花して、すぐしおれてしまいます。なので、夏場はあまり長持ちしないんですね。
そして、エアコンでエアコントロールされていないところです。花は乾燥に弱いです。エアコントロールされている部屋はどうしても乾燥してしまいますので、エアコンがついていない場所が良いです。
また、直射日光などが当たらないところが良いです。直射日光が当たると水の水温があがり、バクテリアなどの最近が繁殖しやすくなります。
切り花の寿命を長くする方法
一番大事なのは毎日水を変えることです。水を変える際には、茎のヌメりもしっかりと洗い流すようにしましょう。
他にもこんなことをすると花は長持ちします。
- 茎が茶色くなってきたら、切って茎を更新します。(茎を切る時のポイントは水の中でよく切れるハサミでスパッと切ります。)こうすることで、茎の導管を潰さず、かつ導管に空気が詰まるの防ぐことができます。
- 花瓶の中にハイター(漂白剤)を一滴いれる。もしくは10円玉を入れる。こうすることで、水のバクテリアの繁殖を防ぐことができます。ただ、こまめに水を変えればそう、バクテリアが増えることはないので、水を変えることを意識しましょう。
- 切花延命剤を使用する(旅行などで、どうしても水を交換できない場合)
切り花を生けるバリエーション
部屋に花があると、それだけで少し心が豊かになりませんか?そんな切り花の生け方のバリエーションを少しご紹介。飾り方は自由。自分のセンスとイメージを爆発させましょう♪
一輪挿し
一番オーソドックスな一輪挿し。花もですが、生ける花瓶にもセンスが出ますね!
いろんな花瓶で花のある生活はきっと、生活を豊かにしてくれますね。
コップ飾り
コップに複数挿すだけですが、キュートで可愛い感じなりますね♪
和風
まとめ
- 切花の日持ちは春や秋は7〜10日前後、夏は3、4日前後、冬は10〜にち前後
- 切花の水は毎日変える
- 茎が茶色くなってきたら、茎を水の中でスパッと切る
- 花瓶の中にハイター(漂白剤)を一滴いれる。もしくは10円玉を入れる