今時の若者は仕事をすぐ辞めたり、仕事に対してすごく意識が低かったりして、頭を抱えている経営者、上司の方々いらっしゃると思います。
例えば、「これをやっておいてね。」っと頼んだ仕事を終わらせずに17:00になったらピタッと帰ってしまったり。。。
経営者としては「金払ってんだぞー!💢」っと怒りたくなると思います。
ただ、怒ってしまったら、今度は「じゃあ、辞めます。」とすぐ辞めてしまったりします。
どう付き合って行けば、今時の若者とうまくコミュニケーションが取ることができ、意識を上げて、バリバリと仕事を頑張ってくれるのか?
その驚きの環境の作り方です。少しでも参考になれば幸いです。
若者はワザとそれをしていないことを知る
若者だって、誰かを困らせようと思って、ワザと仕事をしなかったりしているわけではないのです。
そこには経営者や上司との仕事に対する考え方のギャップがあるだけなのです。
このギャップがあることを理解、予測し、そのギャップを解決できるシステム(環境)を用意すれば、仕事を途中で投げ出したり、言ったことをやらずに帰ったり、そういったことは無くなってきます。
そんなのはわかってるよ!って声が聞こえて来そうですね。
そのギャップを埋めるために フィードバックミーティング の時間をとるのがおすすめです。
Feed Back Meetingとは?
その名の通り、フィードバックするミーティングです。
フィードバックのミーティング自体は取り入れているところも多いと思いますが、このフィードバックミーティングをする場合にはコツがあります。
最近の若者はフェア(公平)を大事にしています。なので、上司が部下に一方通行のフィードバックをすると、コミュニケーションがうまく取れなくなるケースが多くなってきているようです。
なので、複数人(上司も含め)、上司から部下へのフィードバックと部下から上司へのフィードバックの両方する必要があります。フィードバックにもルールが必要です。
「お前って本当に仕事ができない」などを感情的に言われても、相手も受け入れにくいと思います。簡単なルールを守って、有意義なフィードバックミーティングを行ってください。
Feed Back Meetingのルール
まず、フィードバックに大事なことは2つです。伝えること、そして、受け取ることです。これが出来ないとフィードバックになりません。
フィードバックのルール
- 上司・部下含め、複数人で行うこと
- 相手のフィードバックは相手の話が終わるまでちゃんと聞くこと
- 攻撃的ではなく『(あの時):(私はこう思った):(だからこうしてほしい)』と冷静にフィードバックすること
- フィードバック後、ワークの時間を設けること
- フィードバックミーティング以外では絶対にフィードバックしないこと
ワークはこんな感じに
Feed Back Meetingが終われば、いろんなフィードバックをもらうことになると思います。
一通りフィードバックが終わったら、次のFeed Back Meetingまでの間にどのフィードバックを改善するか一つだけ決めます。
そして、それをみんなの前で発表します。
いきなり、バシっと改善できるわけもないので、失敗を予測して、みんなで『こうしたら、上手くいく』といった、アドバイスをします。
こうすることで、自己成長にも繋がるFeed Back Meetingになり、より円滑にそして、より、コミュニケーションの取りやすい、風通しの良い会社になるはずです。
最後に
今は時代の変革期です。昔の昭和の考え方と今の若者の考え方は全く別物です。まずはそれを理解することからすべてが始まると思います。俺は昔こうされた。っというのはもう通用しないことでしょう。
今時の若者は非常に痛みに弱いです。だから、できるだけ、こちらの考えを言わずに指示だけしているという人も多いと思います。
それでは、働く意味も理解せず、仕事に自ら興味も持つことができない若者が育ってしまうのではないでしょうか?
フィードバックミーティングは今時の若者に仕事の意味だったり、人としてだったり、若者の学べる場にもなります。リーダーが若者たちに学べる場を提供して、素敵な若者がたくさん増えれば、日本はきっともっとよくなっていくでしょうね。