CADRこれが空気清浄機を選ぶときのたった一つのポイントになります。
CADRはクリーンエアーデリバリーレートの略です。
なので、このCADRでしっかりと空気を清浄してくれる空気清浄機を選ぶのがポイントです。
なぜ、CADRが空気清浄機を選ぶポイントなのか?
CADRはAHAM (Association of Home Appliance Manufacturers)が作った基準です。
AHAMは米国家電製品協会のことで、エアコン、除湿機、空気清浄機といった家庭用電化製品の性能を評価し、認証を与える組織です。
1967年から製品の性能テストを第三者機関で行っている組織です。
今ではAHAMの認証を受けた家電製品がたくさんあるのが現状です。
CADRはそんなAHAMの基準の一つで、空気清浄機の性能を評価しています。
CADRは空気清浄機が1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表した指標
たとえば、インフルエンザウィルスを99.99%カットできると打ち出している空気清浄機あったとすると。
CADRがついている空気清浄機は
そのインフルエンザウィルスを除去した空気をどのくらいの部屋の広さまで送り出すことができるかという保証付ということになります。
CADRがついていないと、フィルターで除去できたとしても、部屋の空気が綺麗になるとは保証されていないことになる。
空気清浄機を買うのであれば、このCADRが一番大事なポイントになってきます。
CADRを打ち出している空気清浄機
0.0024μm以上の粒子を99.99%カット
0.09μm以上の粒子を94%以上カット
0.1μm以上の粒子を99.97%以上カット
空気清浄機は小さな粒子が取れたほうが良い
目に見えない空気にはたくさんの粒子が含まれています。
目に見えないものだからこそ、根こそぎ悪そうなものは全部除去したいですよね。
そうすると、必然的により小さな粒子が取れた方が良いということになります。
ちなみにウィルスの中でも小さい部類のインフルエンザウィルスの大きさが、直径0.08~0.12μmといわれています。
なので、フィルターの取れる粒子サイズが最低0.1μm以下のものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
- 空気清浄機を選ぶときはCADR対応かどうかを確認しておくこと
- CADRはAHAMの規格なので、非常にレベルの高い製品しか認証されることはない
- せっかく使うなら、良いものを長く使った方が費用対効果が良い