MacOS10.15にバージョンアップすると32bitアプリケーションが使用できなくなります。
そう、IllustratorCS6も利用できなくなります。CCシリーズはそのまま利用可能です。
ちなみに起動しようとするとこんなダイアログが出て起動できません。
ただ、CS6もそのまま使いたい。(不具合あるかもだけど)
その方法をここに記しておきます。
IllustratorCS6をMacOS10.15(Catalina)で使用する方法
まずはリカバリーモードでMacを立ち上げます。
リカバリーモードは一度電源を切り、
Command+Rを押しながら電源ボタンを押して起動します。
以下の画面になったら、ユーティリティからターミナルをクリックします。
ターミナルが開いたら、
csrutil disable
と入力し、returnを押します
Successfully disabled System Integrity Protection.Please restart the machine for the changes to take effect.
と出たら、再起動します。
再起動後、Finderを開いて、Illustratorのアプリを右クリックします。
パッケージの内容を表示とあるので、クリックします。
パッケージの内容が表示されたら、
/Applications/Adobe Illustrator CS6/Adobe Illustrator.app/Contents/Frameworks
と進みます。その中にある、
UpdaterNotifications.framework
のフォルダを削除します。
削除が終わったら、
/Applications/Adobe Illustrator CS6/Adobe Illustrator.app/Contents/MacOS
にある、
Adobe Illustrator
をダブルクリックして、起動すると、ターミナルが起動し、CS6のIllustratorが無事に起動します。
無事に起動を確認したら、一度電源を切り、再度リカバリーモードで立ち上げます。
最初と同じようにターミナルをひらいたら、
csrutil enable
と入力し、
returnキーを押します
Successfully enabled System Integrity Protection. Please restart the machine for the changes to take effect.
と出たら、再起動して完了です。
起動が面倒な人はエイリアスを作成してCS6を起動しやすくする。
毎回パッケージを開くのが面倒という人はエイリアスを作成して、デスクトップに置いておくとアプリの起動が楽になります。
まとめ
- CS6シリーズはMacOS10.15になっても利用は可能。
- ただし、バグはあるはずなので、動作の保証はできない。
- ちょろっとIllustratorが使えたらOKという人向き。